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経営学部 現役大学生が公認会計士試験に合格

VOICE of Successful Candidates

現役大学生が公認会計士試験に合格

学びと努力を積み重ね、難関資格を突破

  • 坪井 裕希さん

    所属:経営学部 商学科
    出身高校:京都成章高等学校

在学中合格という快挙と挑戦のきっかけ

このたび、本学 経営学部4回生の坪井さん が、難関国家資格である 公認会計士試験に現役合格しました。現役大学生での合格は非常に稀であり、本学にとっても大きな成果となります。
坪井さんは、「資格を取得したい」という思いから大阪産業大学へ進学しました。大学で簿記を履修する中で、ファイナンシャル?プランナーや簿記資格を取得し、「会計分野の仕事が自分に合っている」と実感するようになったといいます。身近に公認会計士として活躍する親族の存在も、将来像を具体的に描く後押しとなりました。
大学2回生の頃、家族の体調不良をきっかけに将来について真剣に考えるようになり、公認会計士試験への挑戦を決意。本格的な試験勉強は、この時期から始まりました。

大学生活と試験勉強の両立、そして支え

  • 試験勉強では、通学時間や授業の空き時間を有効活用し、大学のある日は移動時間も含めて学習に充て、大学のない日は朝から夜まで予備校で集中的に勉強する生活を続けました。
    勉強に多くの時間を割くことで、友人と過ごす時間が減る葛藤もありましたが、ゼミでの時間を大切にするなど、大学での人間関係を支えに乗り越えました。また、日々のスケジュール管理として「1日にやるべきことを明確にするリスト」を作成し、迷う時間を極力なくす工夫を続けました。
    モチベーションの維持においては、家族の存在が大きな支えとなりました。母親の食事のサポートや合格祈願のお守り、祖父による試験期間中の祈願など、多くの応援が精神的な支柱になったと語っています。

合格の瞬間、成長、そしてこれから

合格を知ったのは 11月21日、会計学の授業後。友人からの連絡をきっかけに自ら合格を確認し、「長い勉強生活から解放される安堵と、純粋な喜びが同時に込み上げてきた」と振り返ります。
試験勉強を通して、「あいまいな理解を残さず、確実な知識を身につける姿勢」が身についたといいます。信頼が何より重要な仕事だからこそ、分からないことを放置せず、丁寧に調べる習慣が定着したことが、自身の大きな成長だと語りました。
今後は大手監査法人にて2月からキャリアをスタートさせ、最初の数年間で基礎を固めた後、海外業務やIPO支援にも携わることを目標としています。将来的にはパートナーを目指し、専門家として信頼される存在になることを目標にしています。

これから公認会計士を目指す後輩へ

まずは体調管理が何より大切です。よく食べて、よく寝て、メリハリのある生活を心がけてください。
また、自分が目指していることを周囲に公言することも大切です。言葉にすることで覚悟が固まり、周囲の応援も力になります。一人で達成することは難しいので、ぜひ周りを味方につけてください。
勉強の合間のリフレッシュとしては、筋トレがおすすめです。短時間でも気分転換になり、モチベーションや集中力の維持につながりました。
大学生活の中で、自分の得意分野を見つけ、それを武器にしてください。好きなことを仕事にできるか真剣に考えられるのは大学生の今だからこそ。合っているかを見極めるためにも、日々の授業を大切にしてほしいと思います。